保育教諭が語る ゆりかごを選んだ理由と仕事の喜び
保育教諭インタビュー
私がゆりかごを選んだ理由
ゆりかご認定こども園で働く保育教諭たちが、当園を選んだ理由、仕事のやりがいや喜びを感じる瞬間、保育教諭を目指す方々へのメッセージなどを語ってくれました。
ぜひ、私たちと一緒に、ゆりかご認定こども園で子どもたちの成長を見守り、支えていきましょう。
子どもたちへの愛情、教育への情熱にあふれる方をお待ちしています!
平塚りえ先生
(保育教諭・職員歴4年目)
行事で見せた
子どもたちの達成感に
やりがいを実感
- 保育教諭を目指した理由は何ですか?
高校生の時、進路を決めるためにいろいろと思い返していると、小さい頃の思い出が鮮明で保育園の先生の名前をすぐに思い出せました。もともと子どもが好きで、制作活動やピアノを弾くことも好きなので、自分の強みを活かせる上に、子どもたちの思い出に長く残る仕事といえば保育園・幼稚園の先生と考えたのがきっかけです。
- 当園で働くことを選んだ理由は?
保育と幼稚園のどちらにも魅力を感じていたので、就職活動に際しては両方に関われるこども園の情報を集めました。その中で、英語教育と日本語や文化に特に力を入れているゆりかごの存在を知り、実際に見学に訪れました。そこで、子どもたちが楽しく英語を学び、まだ幼いのに一生懸命に単語をなぞっている様子を見て、日々の積み重ねを大切にしている園に好感を持ちました。面接などでお世話になった先生方もみな温かく、ここなら楽しく温かく子どもたちと関わっていけると感じました。
- どんな仕事を担当していますか?
1年目はクーチョロ組(満3歳)の担任の他、行事の分担や預かり保育、事務作業などを担当しました。自分の保育が子どもにどう影響したか、じっくり考える余裕もなく、がむしゃらに仕事を覚えました。2年目はロンディネ組(年少)の担任として保育について工夫を重ね、3年目はカメーリア組(年中)を担当。行事のやり方についても覚えて、少し先の行事などに向けてどうすれば子どもたちが興味を持ち、学ぶ姿勢になれるか考えられるようになりました。現在はレオーネ組(年長)の担任です。子どもたちの成長とともにクラスを受け持ち、入園当時はちゃんと話すことができなかった子が、今ではいろんなことをお話ししてくれるなど、子どもの成長のすごさを実感しています。
- 仕事をしていて喜び、やりがいを感じるのはどんな時ですか?
子どもたちが喜んでくれることが、私にとっても一番うれしいです。子どもたちが行事の練習や準備をがんばった集大成を保護者の方々にお見せした時、子どもたちの達成感がひしひしと伝わってきます。保護者のみなさんも子どもたちのがんばりが分かって成長を喜び、お子さんをほめてくださいます。どんなに準備が大変なでも、この瞬間にやりがいを感じます。
- 仕事が大変な時はどうやって乗り越えていますか?
早めの準備を心掛けています。子どもたちの急な体調の変化などにも臨機応変に対応しながら、責任を持って次の行事への準備を進めるためです。また、園長先生はじめ先輩方のハッとするようなアドバイスにも助けられています。実践してみると子どもたちの反応が違います。
- これから保育教諭として働こうと志す方々へのメッセージは?
保育教諭は子どもたちに会えるだけで癒される、とても幸せな職業だと思います。学校で得られることだけではなく、仕事をする中で力がつくことがたくさんあります。学生時代には「子どもたちが付いてきてくれない」「自分は力不足」など迷いを持つこともあると思いますが、「保育教諭になりたい」という気持ちを忘れずに子どもたちとかかわっていけば、きっと道は開けます。
阿部すみれ先生
(保育教諭・職員歴4年目)
子どもたちの成長を
間近で見守れることが
何よりうれしい!
- 保育教諭を目指した理由は何ですか?
私が中学3年生の時に妹が生まれ、「小さい子どもがかわいいな」と思うようになり、子どもたちとかかわる仕事に就きたいと考えるようになりました。
- 当園で働くことを選んだ理由は?
少人数教育をしているところに魅力を感じたからです。保育士としてしっかりと子どもたち見ることができ、余裕を持って接することができるからです。力を入れている英語教育でも、英語教師と連携を取って一人ひとりにしっかり目配りできているから、子どもたちの力を伸ばすことができます。先生同士のコミュニケーションも密に取れていて、日々の子どもたちの様子や配慮すべきことなどをしっかりと共有できています。私はピアノがあまり得意ではないのですが、当園には音楽担当の先生がいるので、子どもたちが貴重な経験をする機会をしっかり確保して、どんどん成長していける環境が用意されているのが素晴らしいと感じました。
- どんな仕事を担当していますか?
1年目は担任を持たないフリーとして、お預かりや未就園児が対象のプレスクールなどを担当しました。2年目以降はクラス担任を受け持つようになり、現在はロンディネ組(年少)とクーチョロ組(満3歳)の担任をしています。その他、さまざまな行事のお手紙や当日までの準備などを担当しています。
- 仕事をしていて喜び、やりがいを感じるのはどんな時ですか?
何と言っても、子どもの成長がとても近くで見られることです。例えば、当園で力を入れている英語教育で、最初のうちはスピーチができなかった子がたくさん練習をがんばって、とても立派にスピーチできるようになったり、劇発表会で堂々とした姿を披露してくれたりと、たくさんの成長を見ることができます。
卒園した子どもたちとの再会もうれしいです。イマージョンクラス(小学1~6年生対象)で顔を合わせたり、行事の時に遊びに来てくれたりすると、「すみれ先生!」と声をかけてくれます。「先生に会いに来たよ」と言ってくれる子もいて、この仕事をしていてよかったと実感します。
- 仕事が大変な時はどうやって乗り越えていますか?
行事が続く時や運動会、劇発表会の前は大変ですが、そんな時は子どもたちの喜ぶ顔を思い描いたり、素敵な仲間たちと一緒にがんばったりします。それと、どんなに忙しくてもプライベートで息抜きをしてリフレッシュすることも大切にしています。
- これから保育教諭として働こうと志す方々へのメッセージは?
どんな仕事でも働いてみて初めてわかることや慣れないことはあると思います。これから就職を考えようという時に不安な気持ちになることもあるかもしれません。園での仕事は、大切な子どもたちをお預かりするので、子どもが好きという気持ちだけで成り立つものではありませんが、それでも「子どもが好き」という気持ちが根本になければ絶対にできない仕事です。そうした気持ちを大切に、子どもたちのためにできることを常に考えてがんばれば、喜びを感じられる瞬間はきっとやってきます。
川村萌栞先生
(保育教諭・職員歴2年目)
うれしかったのは
子どもたちが
すぐに名前を覚えてくれたこと
- 保育教諭を目指した理由は何ですか?
私は4人きょうだいで一番下の弟とは10歳離れていたのと、いとこも多く身のまわりに年の離れた子どもがたくさんいて、その子たちのお世話をするのが好きでした。小さい頃からものを作ったり絵を描いたりすることも好きで、自分が好きなこと得意なことを仕事に活かせるのではと考えました。中学や高校の職場体験では、保育園や認定こども園でお世話になり、大学時代には地元の園での実習で保育や書類の準備などさらに深く仕事にかかわり、やりがいを感じました。
- 当園で働くことを選んだ理由は?
一番は英語教育に力を入れていることです。私自身、学生時代から英語が好きなので、それを少しでも活かせるのではと考えました。実際にゆりかごで働き始めると、子どもたちが英語の力を付けていく様子を目の当たりにして毎日驚かされています。子どもたちの学習力、吸収力はとても素晴らしく、小さいときから毎日、生きた英語に接することが将来きっと役立つに違いないと確信できました。もう一つ、茶道をはじめ日本の文化を大切にした教育をしていることにも魅力を感じました。
- どんな仕事を担当していますか?
プレスクール、各クラス(満3歳、年少、年中、年長)の一日のカリキュラムが終了した後や休園日のお預かり、事務作業などを担当しています。
- 仕事をしていて喜び、やりがいを感じるのはどんな時ですか?
担任を持っていないので、各クラスの子どもたちと接するのは主にお預かりのときですが、子どもたちが「萌栞先生、大好きだよ!」と言ってくれたり、子どもたちが描いた絵とかをプレゼントしてくれたりした時です。毎日少しの時間かかわっているだけでも、そう言ってもらえるのがうれしいです。
- 仕事が大変な時はどうやって乗り越えていますか?
一番は他の先生方との連携です。感染性の病気が流行する時期など子どもたちに体調不良が出やすい時は、いつも以上に一人ひとりに目を向けて、保護者の方々に子どもたちの状況を細やかにお伝えする必要があります。私はお預かりを担当しているので、担任の先生から一人ひとりの子どもの様子をしっかり聞き、保護者の方々に間違いなくお伝えするように気を付けています。
- これから保育教諭として働こうと志す方々へのメッセージは?
楽しいことも大変なこともありますが、全てをひっくるめてやりがいのある仕事だと思います。私が1年目の時、子どもたちがすぐに名前を覚えて呼んでくれました。子どもたちに慕ってもらえたと感じてとてもうれしかったのが忘れられません。保育教諭を目指しているみなさん、ぜひ一緒にお仕事しましょう!